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「ボーケイ・デザイン ウェッジをもっと知る」#11
ボブ・ボーケイがプレーヤーとともに作り上げてきた
ソールグラインドのバックボーン③

すべてのショットで高いバウンス効果を発揮!
ウェッジソールの基本形“Fグラインド”とフェースを開いても使える“Sグラインド”

ボーケイデザイン SM8ウェッジに用意された6つのソールグラインド(F/S/D/K/M/L)。今回は、その中から「Fグラインド」と「Sグラインド」について紹介していきます。

ボブ・ボーケイがウェッジソールデザインの基本形と呼んでいるのが「Fグラインド」です。「F」とは“Full Bounce” “Full sole”の略で、ソール全面(ヒール・センター・トゥ)で高いバウンス効果を発揮するソールデザインとなります。

ここまでのストーリーで紹介してきた「Tグラインド」 「Mグラインド」はフェースを開き、プレーヤー自身でバウンス効果を調節するアプローチスタイルに対して開発されたソール形状でしたが、「Fグラインド」はあまりフェースを開くことをしないタイプのプレーヤーに対応、支持されるモデルです。

「Fグラインド」は、初代ボーケイ・デザイン ウェッジの「256.14」が原型となっており、ソール幅が狭めで強めのキャンバー(丸み)が付いているのが特徴。フェースを開く、つまりプレーヤー自身でバウンス角を大きくすることをしないことを前提にしているため、スクエアな状態ではすべてのグラインドの中で最も強いバウンス効果が得られる設計になっています。フルショットが主体となるピッチングウェッジ相当の46°48°、ギャップウェッジの50°、52 °が「Fグラインド」になっているのも“フェースを開かない”からなのです。

ソール幅が狭めでソール全面に“キャンバー(丸み)”が付けられた「Fグラインド」。

この「Fグラインド」から派生し、ヒールサイドをややグラインドして“フェースを開く”アプローチスタイルに対応したのが「Sグラインド」になります。基本的にはスクエアに構えたショットを主体にしながらも、ピンが近いバンカー越えショットや深いラフなど状況によってはフェースを開きたい、そんなニーズに対応するために開発されました。

「S」の由来は、タイトリスト ブランドアンバサダーであるスティーブ・ストリッカーの頭文字。ボーケイ・デザインの開発背景には、ともにベストなソールリアクションを模索する優れたプレーヤーのフィードバックがあるのです。

「Fグラインド」のヒールサイドをグラインドし、フェースを開くアプローチスタイルにも対応する「Sグラインド」。

ボブ・ボーケイは優れたバウンス効果が得られる「Fグラインド」を幅広いゴルファーに推奨できる、基本ソール形状と位置付けています。フェースを開くアプローチをしないゴルファーならば、まず「Fグラインド」をお試しいただきたいと思います。

【オススメポイント まとめ (詳しくは動画をご覧ください)】

・Fグラインドはアプローチでフェースを開かないタイプにオススメ!

・状況によってはフェースを開く!なら、Sグラインドがオススメ!

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