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「ボーケイ・デザイン ウェッジをもっと知る」#15
ロフト角の大きいウェッジにさらなる安定感とフィーリングを!

テスター全員がその性能に驚いた!?
“前重心”テストウェッジがもたらした革新

タイトリスト米国本社 ボーケイデザインウェッジの開発ルームには、ヘッドのネックとトゥ部に球体を溶接した不思議なウェッジが保管されています。これは重心設計の違いによるウェッジの性能を、実際にボールを打って判断してもらうために作られたテストモデル。冒頭写真のテストウェッジは重心の距離と高さを変えず“前重心”にしたバージョンになります。他にはトゥに大きく加重し慣性モーメントをアップしたもの。バックフェース側を重たくし深重心化したものなど、全部で7〜8本の重心特性が異なるテストウェッジが用意されました。

「その中でほぼすべてのテスターから“フィーリングがいい!”とダントツの評価を得たのが、“前重心”のテストウェッジでした。これまで慣性モーメントの大きなウェッジはフィーリング面で低評価になりやすかったのですが、この“前重心”モデルは安定性能とフィーリングの面で高い評価を得ました。これがSM8のロフト別重心設計(プログレッシブCG)に大きな影響を与えたのです」(タイトリスト マスタークラフトマン ボブ・ボーケイ)

SM7の形状(写真左)に球体を前面に設置(写真右)。明らかに前重心へとシフトしたことがわかります。

実際にこの“前重心”テストウェッジを打ったテスターたちの意見は次のようなものでした。

  • インパクトでボールを包み込むようなイメージを持てる!
  • フェースにボールがしっかり乗っている感覚がある!
  • 打感がソリッドでとても心地よい
  • フライヤーになりにくい!しっかりスピンがかかっている
  • ボールがフェースに吸い付くように感じる。粘りのある打感!
  • 高さを抑えやすい!
  • 距離感が合わせやすい!

まさにいいところづくめのフィードバックといえます。開発チームはSM8開発における一つの方向性として、58度以上のロフトモデルについて“前重心化”を取り入れることを決定したのです。

ロフトが大きくなると、インパクトで想定以上にロフトが大きくなってしまい、ボールがフェース上で滑ってしまったり、正しい角度でインパクトできないことから狙った距離感を出せないことがありました。これを改善するために開発チームは、あえて最大ロフト角(64度)でテストウェッジを作り、テスターたちに率直なフィードバックを求めました。そして、テスターたちは予想を上回る高評価を“前重心”ウェッジに下したのです。

伝統のフェースプロファイルのまま、
“前重心化”を達成する独自のマルチマテリアル技術

さて、いくら“前重心”がロフト角の大きなウェッジモデルには有効な設計手段ということがわかっても、ネックやヘッドに球体をつけて販売するわけにはいきません。そこで開発チームが選んだ重心コントロールの方法が、タイトリスト独自の“マルチマテリアル”技術でした。

これはヘッドの一部に比重の異なる金属を溶接することで、ヘッド形状を変えることなく重心コントロールが出来る成型技術です。すでにメタルクラブやアイアンなど幅広いクラブカテゴリーで採用されている技術ですが、タイトリストはいち早くこの技術をウェッジの重心コントロールのために採用したのです。

「SM8ウェッジでは、ロフト角58度以上のモデルにこの特別な技術を採用しています。高比重金属(タングステン)でトゥ部を加重するとともに、ホーゼルの長さを精密に調整することで重心距離、高さを変えることなく“前重心”にすることに成功したのです」(ボーケイデザインウェッジ ブランドマネージャー 黒野隼)

タングステンとホーゼルの長さを調整し、重心をフェースの前面に押し出すという画期的なアップデートに成功したのです。

SM8の大きく進化したポイントは、この“前重心”設計によって、ロフト角58度以上のウェッジでも、54度、56度と同じようなインパクトイメージでボールを捉えられるようになったことにあります。

これまでロフト角の大きいロブウェッジは多くのアマチュアゴルファーにとって難しいものとされてきました。その原因がインパクトでロフトが付き過ぎ、フェースにボールが乗ってくれないことにあったのです。

「SM8のプロモーション(試打/フィッティング)では、あえてロフト角60度以上のモデルを何も説明せずに打っていただくことがあります。安定したアプローチ結果が出た後でロフトスペックをお教えすると、皆さん一様に“こんなにフィーリングがよくて、ちゃんと距離が出るロブウェッジは初めてだ”と驚かれます。多くのゴルファーからテストウェッジ同様、しっかりフェースにボールが乗ったフィーリングを体感することができているのです」(黒野)

ロフト角毎にヘッドの重心を最適化することで、ロフト角通りのインパクトをすることができ、正しい打ち出し角度、正しいバックスピン、そして変わらないフィーリングでアプローチを行うことが可能になります。これまでロブウェッジは敬遠していた!という方は、ぜひSM8の58度、60度、62度を試打してみていただきたいと思います。これまでと全く違う抜群のフィーリングと、弾道の安定性に驚かれると思います!

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