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【ボーケイ・ウェッジ コラム】
深いラフ・重いラフからの脱出は、最適なグラインド選びがカギ。

鮮やかな緑の中で楽しむ夏のゴルフ。しかし夏のラフは深く重くなり、プレーヤーたちを悩ませます。

そうした深いラフ・重いラフから一発で脱出するためには「あなたに合ったウェッジを選ぶ必要があります」と、タイトリスト マスタークラフトマンのボブ・ボーケイは言っています。誰にとっても万能なラフからのショットで使いやすいウェッジというものはなく、自分のアプローチスタイルに合ったウェッジ(バウンス/ソールグラインド)を持っているからこそ、ラフやバンカーなど様々な難しいライコンディションに対応できる、とボーケイは言うのです。

では、一体、“自分に合ったウェッジ”とは何なのでしょうか?今回はそこに焦点を合わせてみたいと思います。

ボブ・ボーケイは常々「Bounce is Friend」と言っていますが、ウェッジの特別性はまさにソールに付けられたバウンス角にあります。アイアンよりも大きなバウンス角を設けることで、難しいライコンディションでの“許容性”を高めているのです。

ウェッジのバウンス角は、クラブヘッドの軌道を振り抜き方向に変換する“ガイド”の役割を果たします。鋭角に振り下ろされ、地面に潜る(刺さる)方向に進んできたヘッド軌道をバウンスが地面に触ることで振り抜きたい方向に変えることができるのです。

バウンス角がソールに付けられているからこそ、多少入射角が乱れ手前からダフるようにヘッドが入ってしまっても正しいロフト角でインパクトすることが可能。また、バンカーショットで意図的にボール手前にヘッドを落とすエクスプロージョンショットが成功するのも、バウンスがしっかりと機能し、ヘッドが振り抜き方向に進んでいるからなのです。

あなたはバウンスを使えていますか?
簡単!ソールチェック法

それでは、バウンスを正しく使えている状態とは、どのようなものなのか。それは、ウェッジのソールについた傷跡から自分がどの程度バウンスを使うことができているかどうかを判断することができます。理想的な傷跡は、上記のように中央に集中していることですが、それ以外の事例がありますので、ソールの傷跡をぜひチェックしてみてください。

事例1:傷跡がソールのフェース側に集中している場合

一般的なアマチュアゴルファーに多く見られるのがこのタイプです。ソールのリーディングエッジ側だけで地面にコンタクトしている状態は「バウンスを効果的に使えていない」ことを表しています。このままでは地面にヘッドが突き刺さってしまい抜けが非常に悪くなります。バウンスの大きいモデル、フェースを開かなくてもバウンス効果が高いグラインドを選択することが推奨されます。

推奨グラインド

  • F Grind
  • バウンス効果を最大限に発揮
    ソール全面でバウンス効果を発揮。あらゆるスイングタイプ、ライコンディションに対応する、基本グラインド。

  • D Grind
  • 高いバウンス効果と操作性を両立
    トゥからヒールを大きく削り、フェースを開きやすく。大きめのセンターバウンスでフルショットにも対応したグラインド。

  • K Grind
  • バンカー、厳しいライで性能を実感
    フェースを開かなくても高いバウンス効果を発揮する、ワイドソール。バンカーや深いラフからの脱出を容易に。

事例2:傷跡がソールの後部に集中している場合

「バウンスを効果的に使えている」状態を示します。バウンスが強いウェッジでなくてもフェースを開くことで、バウンス効果を高めることが可能です。傷跡がソールの後部に集中するタイプのプレーヤーは、すでに高いバウンス効果を得ながらプレーしている可能性が高くなります。

推奨グラインド

  • S Grind
  • フェースを開ける万能タイプ
    ソールのトレーリングエッジからヒールを小さく削った、高いバウンス効果と操作性を両立したバランスタイプ。

  • M Grind
  • バウンスを操り多彩なショット
    トゥからヒールを大きく削り、バウンス効果を小さめに設定。フェースを開いて、球筋を操りたいゴルファー向け。

  • L Grind
  • 思い切り開ける安心感
    トゥからヒールを大きく削り、ソール幅は狭め。バウンス効果が最も少ない技巧派向けグラインド。

バウンスが効果的に使えるようになると、ソールが地面の上を滑るように動くため、感覚的には「抜けがよい」と感じられるようになります。別の言葉で表すとインパクトエリアで「ヘッドスピードが落ちない」ということができます。エネルギーロスが少ないからこそ、深いラフや抵抗の大きいバンカーからでもボールを容易に打ち出すことができるのです。バウンス効果が強い=跳ねるということにはなりません。バウンスにはヘッドを上に跳ねさせる機能はなく、あくまでも地面に対して水平にヘッドを進めるのが目的であり、役割なのです。

ボブ・ボーケイは「アマチュア向けのグラインド、プロ向けのグラインドというものは存在しない」とも言っています。一般的にはKグラインドが“やさしい”と認知されていますが、必ずしもすべてのアマチュアに合うわけではありません。自分のスタイル(現状)に適していないグラインドのウェッジを使うことで、アプローチでの悩みが深まってしまう場合もあるのです。

自分はバウンスを使えているのか否か? 自分に合ったグラインドはどれだろう? 自分自身とウェッジのバウンス効果に関心を持っていただいたなら、ぜひタイトリスト ボーケイ・セレクトガイド、ボーケイ・デザインウェッジ フィッティングイベントを積極的にご活用ください。“バウンスと友達”になることが、ベストスコア達成の大きな原動力となります。

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