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マックス・ホーマが逆転でPGAツアー4勝目を奪取!
プロV1とタイトリスト ゴルフクラブが優勝に貢献

PGAツアー「ウェルズファーゴ選手権」でタイトリスト ブランドアンバサダーのマックス・ホーマが、プロV1と14本のタイトリストクラブを使用し見事に優勝を飾りました。

大会最終日、トップに2打差の2位からスタートしたホーマは、5バーディ3ボギーの手堅いゴルフを展開。マシュー・フィッツパトリックプロV1x)、キャメロン・ヤング(プロV1)らに2打差をつけて逆転。ツアー初優勝(2019年)を遂げた思い出深い同大会でツアー4勝目を飾りました。ホーマはこの勝利によって、フェデックスカップランキング6位まで上昇。世界ランキングでも自己最上位となる29位にランクアップしています。

タイトリスト ゴルフボールは「ウェルズファーゴ選手権」において72%という圧倒的な使用率を獲得。ゴルフクラブでもドライバー、ユーティリティメタル、ユーティリティアイアン、アイアン、ウェッジ、パターの各カテゴリーで使用率No.1ブランドに輝いています。

2位タイまでに入った4名のプレーヤーのうち、3名はタイトリスト ゴルフボール、TSi3ドライバーボーケイ・デザインSM9ウェッジを使用。タイトリストのゴルフギアが生み出す精密弾道とスピンコントロール性能がベストゲームに大きく貢献することを証明しています。

What’s in the Bag?
Max Homa / マックス・ホーマ(アメリカ)

  • Ball: プロV1
  • Driver: TSi3(10.0°/Fujikura Ventus 6 Black X )
  • Fairway: TSi2(15.0°/Alidla Rogue Black 130 MSI 80 TX)、TSi2(21.0°/Graphite Design Tour AD XC 9 TX )
  • Irons: NEW T100・S(#4/KBS TOUR $-Taper 130 X)、NEW T100(#5/KBS TOUR $-Taper 130 X)、620 MB(#6-#9/KBS TOUR $-Taper 130 X)
  • Wedges: NEW ボーケイ・デザインSM9(46.10F /KBS TOUR $-Taper 130 X )、ボーケイ・デザインSM9(50.12F, 56.14F, 60.04L /KBS Hi Rev 2.0 125 S)
  • Putter: スコッティ・キャメロンPhantom X 5.5 tour prototype

【マックス・ホーマを支えたタイトリストギア】

GOLF BALL/プロV1

マックス・ホーマは、シーズン初めの「ファーマーズ・インシュランスオープン」の週にカリフォルニア州の「タイトリスト パフォーマンス インスティチュート(TPI)」を訪れ、ゴルフボールのフィッティングを行っています。タイトリスト ゴルフボール研究開発のツアーコンサルタントであるジェフ・ベイヤーズは、次のように述べています。
「2021年モデルのプロV1にスイッチしたことで、ホーマはより弾道の最高到達点をアップさせ、彼が望んでいた(主にロングアイアンにおいて)より急激な落下角度をもった弾道を手にすることに成功しました。彼は全ての番手においてイメージ通りの高さと方向性が得られるプロV1を本当に気に入り、弾道の一貫性を示す計測データとソフトな打感も大きなプラス材料になると確信していました」

2021年モデルのプロV1はスコッティ・シェフラービクトル・ホブランも選択したモデルであり、「ウェルズファーゴ選手権」では15位タイまでの20名のうち、16名がタイトリスト ゴルフボールでプレーし上位入賞を果たしています。

DRIVER/TSi3

マックス・ホーマは「ウェルズファーゴ選手権」最終日の18番のティーショットでフェアウェイ左サイドに322ヤードのビッグドライブを放ちました。彼が使用しているドライバー「TSi3」はPGAツアーで最も多くのプレーヤーに選択されているドライバーであり、ホーマの躍進を支えている大切なクラブでもあります。彼は優勝会見でこんなことを言っています。

ストロークゲインド:Off the Tee(+5.862)で今週3位にランクイン。

「今シーズンはとてもうまくドライバーで弾道をコントロールできています。最終18番でもティーショットはイメージした通り、少しカットしながら右に曲がりフェアウェイを捉えました。バーディを取るにはフェアウェイヒットが絶対条件であることはわかっていたのです。ドライバーはシーズン中で最もよく使い、信頼している武器の一つであり自信も持っていました。私は打順が来たらドライバーを抜き、打つだけで良かったのです」(ホーマ)

ホーマはプロV1にスイッチした2021年のボールフィッティングの際に、TSi3ドライバーのセットアップについてもいくつかの変更を加えていました。タイトリスト プレーヤープロモーションディレクターのJ.J. ヴァンヴェゼンヴィークはこう語ります。

「ホーマはAldila Rogue Black 130MSI60シャフトを装着したTSi3(9.0°/SureFitHoselをD•4)を持ってTPIに現れました。そして、TPIを去る時は、TSi3の10.0°(FujikuraVentus6 Black X/SureFitHoselをA•1)を持ってツアー会場に向かったのです」

ヴァンヴェゼンヴィークは、この新しいTSi3のセットアップによりホーマはフェードボールをより精度高くコントロールし、さらにボールにパワーを加えることができるようになったと言います。2021年モデルのプロV1とTSi3の相乗効果で、彼はこれまで以上のボール初速と高い打ち出し角を手にし、バックスピンを抑えることにも成功。ドライバーショットに大きな自信を持って戦えるようになったのです。

IRONS/T100・S、T100

伝統的なブレードアイアン620MBをフルセットで使用していたマックス・ホーマですが、今シーズンは4番アイアンと5番アイアンをNEW T100シリーズアイアンにスイッチして戦っています。「T100・S」の4番アイアンは「ファーマーズ・インシュランスオープン」で初めてバッグに入れ、「ジェネシス招待」で「T100」の5番アイアンを追加しています。

「私はファーマーズ・インシュランスオープンの前にサンディエゴのタイトリストのTPIに行き、J.J. ヴァンヴェゼンヴィークとともに様々なクラブテストを行いました。その時にJ.J.から“4番アイアンをT100•Sにしてみないか?”と提案があったのです。そのほうがミスへの許容性も高く、打ち出し角度も高く、フィーリングもソフトになると。キャリーが伸びるが、グリーンではランが少なくなるとも彼は言いました。実際に試してみると、確かにライが難しいほどT100•Sは非常に簡単に打つことができることがわかりました。それまでのブレードアイアンでは、左足下がりや前足下りのライで打ち出しが高くならないことがあったのです。T100・Sの4番アイアンをバッグに入れればパー5のセカンドショットでも使えると思いました」(ホーマ)

そしてその2週間後、ホーマは5番アイアンも「T100」アイアンにスイッチします。

「T100の5番アイアンはとても当てやすい感じがします。好条件でボールを打ち出せる上、打感もソフトです。距離のあるパー3では、特に進化した5番アイアンが大きな味方になってくれるのです」(ホーマ)

WEDGES/SM9

マックス・ホーマは、2022年、カパルアで開催された「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」でツアーローンチされたばかりのNEW SM9ウェッジをいきなり4本(46.10F、50.12F、56.14F、60.04L)使い始め、ツアースタッフを驚かせました。その即決の理由をホーマはこう言っています。

「正直に言って、ボブ・ボーケイ(タイトリスト マスタークラフトマン)とアーロン・ディル(ボーケイ・デザインウェッジ ツアー担当)を大いに信頼しているという理由だけでSM9にスイッチすることにしたのです。でも、ハワイの風の中でプレーをしてみてその決断が正しかったことはすぐにわかりました。ボールが風に向かって飛んでいる場合、吹き上がったり、そうでなかったりと不安定になりますが、SM9にすることで弾道は常に一定になったのです。だから細かい距離のコントロールは風の中でもロフトを選ぶだけ。プレーがとても快適になるのです」(ホーマ)

ホーマの勝利は、今シーズンのPGAツアーでボーケイ・デザインウェッジプレーヤーが獲得した16回目の勝利であり、これは他のすべてのウェッジブランドを合わせた勝利数よりも多いものとなっています。

PUTTER/スコッティ・キャメロン PHANTOM X

マックス・ホーマは「ウェルズファーゴ選手権」でツアー4勝目を獲得しましたが、そのうち3勝は過去15か月以内に達成しているもの。そしてそれはスコッティ・キャメロン「PHANTOM X」によってもたらされたものでした。

「今週のようなパットができれば、いい位置で戦うことができる。そのことをさらに確信できた一週間でした」と、ホーマは優勝後に語りました。

躍進は昨年の「ジェネシス招待」で始まりました。ホーマは「PHANTOM X 11.5」を使用し、PGAツアーでPHANTOM X使用して優勝した最初のプレーヤーとなったのです。そしてその 4か月後、彼は「PHANTOM X 5.5」にスイッチ。そしてそのパターを駆使して9月の「フォーティネット選手権」で優勝を果たしたのです。今週、「ウェルズファーゴ選手権」で優勝に導いたのも同じパターでした。今週、ホーマはストロークゲインド:Putting(+7.596)4位でフィニッシュし、安定したパッティングが大逆転の源になったことを証明しています。

スコッティ・キャメロン PHANTOM Xへの印象をホーマは、折に触れて次のように語っています。

「私はいくつかのマレットパターを試してみましたが、PHANTOM Xにすることで、ストロークがよくなった気がしました。パターヘッドをリリースするために手で合わせる必要がほとんどないと感じたのです。それは本当に私が必要としていた感覚であり、その時から私はPHANTOM Xに夢中になったのです」(ホーマ)

「小手先で調整する必要がなければ、より大きな筋肉に集中することができます。特に緊張しているときは、さらに一貫性を保ち繰り返し動作を行う必要がありますが、それが私に欠けていたものだったのです。PHANTOM Xをテストした時にイメージ通りの動きができる予感がしたのです」(ホーマ)

「PHANTOM Xでは、スピードコントロールがはるかに簡単になりました。ヘッドの重さを活かし、振り幅で15フィートから25フィートの距離をコントロールする方が(インパクトの強弱で距離を合わせるよりも)ずっと簡単だと感じたのです。それは私がずっと苦手にしてきたところだったのです。距離感の合わせやすさが、私が感じている最も明白なPHANTOM Xの影響だと思います」(ホーマ)

「私たちはパッティングを成功させるために多くの調整をしています。例えばフェースをターゲットラインに正しく合わせるなど、セットアップを精度高く行うことでスクエアインパクトが達成されると。でも、私の場合、パッティングを成功させるにはスピードコントロールが(勝利にとって)何よりも重要でした。とくに10〜20フィートを2パットで収めていくには距離感が大切でショートパットほど方向性が重要ではないのです」(ホーマ)

※使用率・使用ギアはダレル・サーベイ社調べ

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