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SM9開発ストーリー④ | Nothing Spins Likes A Vokey
「狙ったところにボールを止めるスピンへのこだわり」

よりカップに近いエリアにボールを止めることができれば、パーセーブやバーディ奪取の確率が大きく高まります。これが、ボブ・ボーケイがウェッジを“スコアリングクラブ”と定義する理由です。そしてボールを自在に飛ばし狙ったところに止めるためには、優れたバックスピン性能を有したウェッジを使用することが不可欠となります。ウェッジのスピン性能について、ボーケイウェッジのツアー担当 アーロン・ディルはこう話しています。

「これはSM9の弾道コントロール性能のところでもお話ししましたが、ボールに適正なスピンをかけることができなければ、弾道はイメージよりも高くなり正確なキャリーを刻むことができなくなってしまいます。滞空時間が長いほど風の影響を受けやすく、スピンが少なければグリーンで止めることが難しくなってしまうのです。だから、ツアーでもイメージよりもボールの打ち出しが高くなったらウェッジを交換して!とアドバイスしています」(アーロン)

とくにロフト角の大きなサンドウェッジやロブウェッジでは、溝の摩耗に注意を払い、より強いスピン性能を維持し続けることが、アプローチ成功の大きなポイントだとアーロンは言います。それはロフト角の大きなウェッジほどインパクトでのボールとフェースの接点、接触時間が短くなる傾向にあり、ピッチングやギャップウェッジとは異なる、スピンを増やすための特別な設計が必要になってくるのです。

「SM9では54°〜62°のモデルを従来よりも高重心設計にすることで、より多くのスピンがかかるように進化させています。また、溝幅もハイロフトモデルほど幅が広く浅めの設計にすることで、鋭いエッジがボールのカバーに食い込みやすくしてあるのです」(アーロン)

あらゆるライコンディションからカップ付近にボールを止める。SM9の卓越したドロップ&ストップ性能は、弛まぬ研究・開発によって育まれた独自のロフト別設計によって生み出されています。

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