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ツアーで人気高まる「PHANTOM X」パターの魅力

マレットパターというと、パターに悩みを抱えているプレーヤーが使うお助けパターのイメージがあるかもしれません。しかし、最新のツアートレンドを見るとまったくそうではないことがわかります。勝利を手にするために果敢にカップインを狙うトッププレーヤーたちは、進化したマレットモデルを手にしているのです。

実際、6月に行われたメジャー『全米オープン』における、スコッティ・キャメロンパターの使用実績を見ると、ブレードタイプと呼ばれる『SELECTシリーズ』とマレットモデルの『PHANTOM Xシリーズ』の使用人数はほぼ互角。かつてはブレードタイプを愛用していたジャスティン・トーマスやマックス・ホーマも、最近では『PHANTOM X』ユーザーの代表格として名を連ねています。

こうした最新のツアートレンドについて、タイトリスト マスタークラフトマンのスコッティ・キャメロンは次のように語っています。

「レベルの高いツアープロでも、よりシンプルなパッティングソリューションを求めていることが、『PHANTOM X』ユーザーが増えている理由だと思います。また、私たちは初期のマレットモデル『Red X』から、フェースバランスではないマレットモデルを提案してきました。私はマレットヘッドが“スクエア to スクエア”でストロークするプレーヤーにしかマッチしないのはおかしい、と思ったのです。これについて評論家たちは“それはちょっとおかしいよ”と言いましたが(笑)でも、私は様々なネックやシャフトの組み合わせで、ブレードのように弧を描くマレットを作ることができると確信していたのです。実際、『PHANTOM X』は、ブレードとマレットの長所を兼ね備えています。ブレードのような自然なカーブでストロークしやすいのに、長いサイトラインで目標にセットしやすく、広いソールでアドレス時の座りも助けます。そして、マレットヘッドの高い許容性でより安定したストロークを実現するのです」(キャメロン)

操作性の高いブレードタイプの特徴と、許容性や安心感の高いマレットの融合に成功した唯一無二のマレットモデルが、スコッティ・キャメロン『PHANTOM X』シリーズなのです。

トッププレーヤーたちが『PHANTOM X』を愛用する理由

ジャスティン・トーマス
(使用モデル:PHANTOM X 5 ツアープロトタイプ)

「気に入っている理由はたくさんあります。最初に注目したのは、アドレスのしやすさでした。驚くほどスクエアに構えられるし、座りもとても良い。さらに、私のストロークの傾向からしてもPHANTOM Xは合っていると思います。以前使用していたNEWPORT 2よりもフェースバランス寄りのパターにすることで、長年悩んでいた悪い癖を取り除くことができました」

マックス・ホーマ
(使用モデル:PHANTOM X 5.5 ツアープロトタイプ)

「私はパターのフェースコントロールに悩んでいました。いくつかのマレットを試して、最終的にPHANTOM Xのひとつを選びました。ストロークが楽になった印象でした。パターをリリースするために手をあまり使う必要がないように感じたのが大きかったです。特にパッティングで緊張しているときこそ、それが複雑さを取り除き、安定性と再現性をもたらしてくれると思います。PHANTOM Xにスイッチしてからは、スピードコントロールがより容易になり、特に15~25フィートのパッティングをコントロールしやすくなりました」

ウィル・ザラトリス
(使用モデル:PHANTOM X 5.5 ツアープロトタイプ)

「初めてパットしたとき、ボールがどこに向かっていくのかがすぐにわかりました。フェースからすぐに距離感を感じることができたのです。自分にとって、これが重要でした。私がパターを試すときはフィーリングを重視しています。PHANTOM X 11は、ヘッドをボールにセットした瞬間にラインが見えるような気がします。ボールに引いたラインがブレずに1本の線になって転がるのを見るととても気分がいい。そして、カップのセンターからカップインするのも気持ちいいですね」

現在、国内男子ツアーでも『PHANTOM X』シリーズを選択するプレーヤーが増えており、ブレードとミッドマレットに匹敵する使用数となっています。このことからも、スコッティ・キャメロン パターの幅広いヘッドとネックバリエーションが、それぞれのプレーヤーが必要としているパッティングソリューションを提供していることがわかります。

「世界中のプロツアーでフルサービスを提供し、30年以上にわたって最高級のミルドパターを作り続けてきた我々のコミットメントが、ランキング上位のトッププレーヤーがパターを選ぶ際に大きな意味を持つのだと思います。私たちは、”Champions Choose Scotty Cameron”(チャンピオンはスコッティ・キャメロンを選ぶ)というフレーズを共有しながら活動をしています。私たちが作るすべてのパターで、この言葉を実践しようとしているのです」(キャメロン)

『PHANTOM X』ヘッド別の特長を紹介

左からPHANTOM X 5, PHANTOM X 7, PHANTOM X 9, PHANTOM X 11, PHANTOM X 12。

PHANTOM X 5 / PHANTOM X 5.5 / PHANTOM X 5S
PGAツアーで高い人気を誇るPHANTOM X 5のヘッドは、ブレードタイプからのスイッチを考えているプレーヤーに適したコンパクトなマレットモデルです。ブレードパターと同様のイメージでのストロークを可能にしながらも、ウィングにより後方に配置された重量が高い安定性を提供します。

PHANTOM X 7 / PHANTOM X 7.5
シャープなプロファイルを持つPHANTOM X 7は、アドレス時にボールを挟み込むようにアライメントができるダブルサイトラインが特長です。シャープなルックスとアライメントのしやすさ、安定性を重視するプレーヤーに好まれます。

PHANTOM X 9 / PHANTOM X 9.5
PHANTOM X 5とPHANTOM X 11の特性を兼ね備え、コンパクトながらも高いMOI(慣性モーメント)を発揮します。ウィングの間にすき間のない一体型のヘッドは、アドレス時にシンプルで一体感のあるヘッドのルックスを好むプレーヤーに向いています。

PHANTOM X 11 / PHANTOM X 11.5
シリーズ最大のMOIを誇るPHANTOM X 12をよりコンパクトに仕上げたPHANTOM X 11は、非常に高い安定性と許容性を求めつつも、より一体感のあるルックスを好むプレーヤーに適しています。

PHANTOM X 12
PHANTOM X パターの中で最も高いMOIを備え、非常に高い安定性と許容性を重視するプレーヤー向きのヘッドです。PHANTOM X 12のみフェースもアルミニウムで構成されています。

スコッティ・キャメロン パターは、SUPER SELECTとPHANTOM Xの2つのシリーズそれぞれに10モデルをラインアップ。すべてのプレーヤーが心地よく自信を持ってパッティングができるように、すべてのモデルが必要不可欠な“選択肢”として存在しているのです。ぜひあなたに最適なモデルを見つけてください。

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