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[STORY 1] KEYS TO GREAT WEDGE PLAY
スコアリングクラブという考え方

ゴルフゲームにおいて、ウェッジはどのような役割を果たしているでしょうか? ボブ・ボーケイは『スコアリングクラブ』という特別な呼び方で、その重要性を表現しています。

「ウェッジショットの成功は最もスコアに直結するものです。たとえグリーンを外しても、難しいライやハザードにボールが止まってしまっても、しっかり寄せ切ることができればスコアメイクが容易になるのです」(ボブ・ボーケイ)

そのために、ボーケイ・デザイン ウェッジが掲げるウェッジの「3つの開発哲学」があります。いずれもスコアメイクの観点から、ウェッジゲームにおいて必要とされるパフォーマンス要素を反映したものです。ボーケイウェッジでは、この開発哲学に沿ってウェッジを開発し、優れたクラフトマンシップとスコアリングパフォーマンスによって、ツアープロからアマチュアまで、多くのゴルファーのウェッジゲームの向上をサポートしています。

ボーケイウェッジの開発哲学

1. ショットの多様性/SHOT VERSATILITY

ウェッジショットは単に距離の打ち分けをするだけでなく、上げる、転がすといった弾道の打ち分けも必要とされます。さらにフェアウェイ・深いラフ・バンカー・傾斜地など様々なライ・コンディションから、イメージ通りの距離と弾道を実現しなくてはなりません。そのために、多様なショットを可能にするバリエーションが必要です。

2. 飛距離・弾道コントロール/DISTANCE & TRAJECTORY CONTROL

ハーフショットやスリークォーターなどスイングの大きさで飛距離を正確にコントロールすることは、練習量の多いツアープロでもむずかしいものです。このため、1本のウェッジで様々な距離を打ち分けるよりも、心地よいフルショットを基準に複数本のウェッジをセッティングし、難易度の高いコントロールショットを減らす方がウェッジゲームの成功につながりやすいとボブ・ボーケイは考えています。

3. スピン性能/SPIN PERFORMANCE

ウェッジショットにおいて弾道や距離(キャリー)をコントロールするためには、最適なバックスピン量が必要となります。バックスピンが多過ぎてカップから遠ざかってしまったり、スピンがかからずにグリーンからこぼれてしまっては、スコアメイクはむずかしいものになってしまいます。ゴルフボールが落ちてから数バウンド以内に止まることをタイトリストでは「ドロップ&ストップ」と呼んでいます(上の図では赤い線で示しています)。ボーケイウェッジもこのドロップ&ストップを実現するための最適なスピンパフォーマンスを追求しています。フェアウェイからバンカーまで、様々なライ・コンディションにおいて適正なスピンパフォーマンスを発揮し、確実に狙ったエリアにボールを止めるために、ロフト・グラインド別の重心コントロールや、溝、フェースの設計を行っています。

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