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[STORY 2] THE IMPORTANCE OF GRINDS
グラインドとバウンスの重要性

マスタークラフトマンとして数々の名器を世に送り出してきたボブ・ボーケイがウェッジを設計する上で、大切にしている2つの要素があります。

ひとつは、プレーヤーに安心感と自信を与え、ショットに集中するためのフェース形状、すなわち“構えやすさ”を感じる丸みや見え方です。プロファイルとも呼ばれます。そして、もうひとつがソールのグラインドです。

ウェッジショットのインパクトでは、バンカー、ラフ、フェアウェイなどからのあらゆるショットで、ソールが地面と接触します。ソールがインパクト中にどのような働きをしているかを理解することが、ウェッジショットの成否を分けるといってもよいでしょう。インパクト中のヘッドの挙動を決めるもの、それが、グラインド(=ソール形状)なのです。グラインドとバウンスの働きを理解し、活用することができれば、難しいといわれるウェッジショットが、楽になります。ウェッジの仕組みを学んで、ショートゲームの向上に役立てましょう。

グラインドとは?

グラインドはソール形状のことを指します。ソール全面で高いバウンス効果を発揮するフルソール形状を基本に、トゥ、ヒールを大きく削った三日月形状など、多くのグラインドタイプが存在します。ボブ・ボーケイがツアーに帯同する日々の中で確立していったグラインドバリエーションは、優れたウェッジプレーに欠かせない要素です。
画像の一番手前に見えているウェッジはロフト角56°、バウンス角8°の「M」グラインドです。ボーケイウェッジのメインモデル「SM9」には7種類のグラインドが存在し、ロフト角を含めたバリエーションは25種類にものぼります。

バウンスとは?

ソールの出っ張った部分を「バウンス」、シャフトを垂直にセットした状態でヘッドのリーディングエッジ(ソールの最前部)からトレーリングエッジ(ソールの最後部)に向かって作られる角度を「バウンス角」と呼びます。ボーケイウェッジでは、計測上の角度だけでなく、バウンスそのもののターフとの接し方を重視して開発しています。これが、グラインド(ソール形状)のバリエーションに繋がっています。

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