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TEAM TITLEIST Golf Ball Tour Level Fitting
ツアーレベルの特別なゴルフボールフィッティング体験

11月、抽選によって選ばれたTEAM TITLEISTメンバーに、タイトリスト ゴルフボールフィッティングスペシャリストによる「特別」なフィッティングカリキュラムをご体感いただきました。そのプロセスはまさに“ツアーレベル”。ドライビングレンジと本コースを使った、90分間のフルコースとなりました。

■ゴルフボール選びの基本は「Green to Tee」という考え方

タイトリストのゴルフボールフィッティングでは、最初に50ヤード程度のウェッジショットで様々なモデルを打っていただき、フィーリングと結果の良いものを絞り込んでいきます。なぜ、ショートゲームからゴルフボール選びを始めるのかといえば、スコアメイクにおいてショートゲームの成功確率を高めることが最も重要な要素になるからです。

弾道計測器を使ってショートゲームでの打ち出し角、スピン量などを細かく比較。打感・打音の好みも把握します。

「技術レベルに関わらず、スコアの差はグリーンに向かって打つショットの精度・回数によって生まれています。とくにアイアン、ウェッジで ①しっかりとグリーンをとらえる。 ②できるだけカップ近くにゴルフボールを止める。この2点がロースコアで回るためには大きな鍵になってくるのです。1ラウンドで使うドライバーと、アイアン・ウェッジの回数をイメージしていただければ、タイトリストがなぜショートゲームを重要視するのかがご理解いただけると思います」(向井フィッター)

ラウンド中に最も多くの打数を費やしているグリーン周りのショットパフォーマンスから、スコアアップのためのゴルフボール選びはスタートします。簡単にいえば、たとえグリーンを外してもウェッジでできるだけカップに近く、1パット圏内に寄せることができればパーを取る可能性を高めることができる、ということなのです。

「ショートゲームからゴルフボール選びを始めることは、ツアープレーヤーも同様です。なぜなら、ドライバーで最も飛ばせるという基準でゴルフボール選びをしているツアープレーヤーは一人もいないからです」(向井フィッター)

■ゴルフボール選びの決め手はアイアンショットにあり

ゴルフボールフィッティングの第二段階はミドルアイアン(7番)での弾道比較になります。見極めのポイントは弾道の高さと最高到達点からグリーンに向かう落下角度、そしてバックスピンの量にあるのです。

打ち出し角度・バックスピン量などのデータを基に最適なモデルを選択。

「7番アイアンでのショットであれば、グリーンに止めるために最高到達点からの落下角度が45°以上55°以下になっているのが理想的です。もちろん、バックスピン量も重要です。適正なスピン量によってキャリーも伸びますし、コントロール性も高くなるからです。それらの数値を見ながら、どのゴルフボールが合っているかを見極めていきます」(向井フィッター)

今回はマンツーマンフィッティングのため、お客様の希望により基準番手(7番)以外でのアイアンショット比較も実施できました。

タイトリストのゴルフボールフィッティングは、プロV1・プロV1xでの弾道比較を中心に進めていきますが、場合によっては「AVX」をお試しいただくこともあります。

「アイアンでのバックスピン量が多く、弾道の高さを抑えたほうが正確なキャリーが出しやすいと判断した場合にAVXを打っていただくことが多いですね。アイアンショットを適正な高さとスピン量に抑えることで向かい風の影響を受けにくくなるのです」(向井フィッター)

ゴルフボール選びにおいてアイアンショットでのパフォーマンスを気にするゴルファーは多くないかもしれませんが、実はツアープレーヤーもロングアイアンでの弾道パフォーマンスを非常に重要視してゴルフボールを選んでいます。グリーンにしっかり止めることができるのか? それがスコアメイクに大きく影響してくるからです。

フィッティングの最後はティショット。より安定したスピン量が得られるモデルを推奨します。

■1打の結果ではなく“トータルパフォーマンス”で最適モデルを判断する

グリーンからティグラウンドへ。フィッティングプロセスの最後がドライバーでの弾道比較になります。ショートゲーム→アイアンと進む中で絞られてきたマイボール候補を最後に、ドライバーショットでテストするのです。

「ドライバーショットの場合も打ち出し角度、スピン量のバランスが大切です。またキャリーとランで飛距離を効果的に稼ぐためにも落下角度(30°以上42°以下)についてもしっかりとチェックさせていただきます。ただし、ショートゲームやアイアンショットほど計測データ上の違い(とくにプロV1・プロV1xでは)が出ないのも事実です。ここで大きな差が出た場合は、ゴルフボールの性能ではなくショットそのものの違い(打点のズレ)であることが考えられます」(向井フィッター)

今回のフィッティングプログラムでは、ドライビングレンジでウェッジ・アイアン・ドライバーの詳細なデータ計測を行い、そのあとに本コースに移動し、パッティング→アプローチ(グリーンサイド)→アプローチ(ミドルレンジ)→フェアウェイ(7I)→フェアウェイ(UT・FW)→ティショット(ドライバー)の順で、プロV1・プロV1xをそれぞれ同じ場所から打っていただきました。

「実際のコースでフィッティングを行うメリットは、ドライビングレンジでは出なかった“いつもの”ショット傾向が確認できることにあります。ゴルフボールフィッティングは一回で完結できるものではありません。そして、たまたま出た最高の一打をもって“このゴルフボールが合っている”と判断することもできないのです。できれば同じゴルフボールを長く使用していただき、その結果をもって定期的にフィッティングしていただくことをお勧めします」(向井フィッター)

とくにアマチュアゴルファーの場合は、その日のコンディションによってドライバーショットがまったく当たらなくなってしまったりするものです。だからこそ、そのロングショットの不安定さを補うためにもショートゲーム、アイアンを基準にした“トータルパフォーマンス”で使用するゴルフボールを決める必要がある、と向井フィッターは言います。

タイトリストでは、ゴルフボールフィッティングを随時開催しています。タイトリスト ゴルフボールフィッティングスペシャリストがあなたに最適なゴルフボールをご提案させていただきます。さらなるスコアアップのために、スケジュールは下記のリンク先よりご覧いただけますのでぜひご参加ください。

ゴルフボールフィッティングスケジュールを見る

TEAM TITLEIST Golf Ball Tour Level Fitting Event
User’s Voice 参加者の声

「ショートゲームほどゴルフボールの違いがわかりました!」

菊地さん(推奨モデル/プロV1x)

「これまでプロV1とプロV1xを中心に様々なゴルフボールを使ってきましたが、今日のように同じ環境で同時に複数のモデルを打ってデータを測ったり、本コースで試したりしたことはありませんでした。データを取りながら各モデルの特徴も説明していただいたのでとても勉強になりました。また、パットやアプローチほど自分でもゴルフボール毎の違いが感じ取りやすいということもわかって良かったです」

「トータルパフォーマンスでプロV1になりました!」

中島さん(推奨モデル/プロV1)

「パッティング時の打感でプロV1xを選んでいたのですが、フィッティングではプロV1にした方がアイアンショットでのスピンも抑えられて安定することがわかりました。その結果を受けてコースで改めてプロV1を使ってみたところ、パッティングの打感がとても良くて、アプローチの結果も良かったのです。もうプロV1に変えない理由が見つかりません(笑)」

「ゴルフボールでパッティングの結果も変わるなんて…」

湊さん(推奨モデル/プロV1)

「これまでは好きなプロが使っている、という理由だけでゴルフボールを決めていました(笑)実際にフィッティングを体験してみると、飛ぶ、飛ばないだけではなく、パッティングのラインに乗せやすいものと乗りにくいものがあって驚きました! アイアンの比較では自分の基準クラブである9番でもテストいただき本当に大満足です」

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