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Tシリーズ「スコアアップの理由」#9
次世代プレーヤーが要求する“新しい距離感”を満たす、T100・S

T100・Sが開発された背景。
それは、飛ばせるアイアンでゴルフを覚えた次世代の登場。

ゴルファーならば誰でも番手毎の想定飛距離を持っていると思います。例えば、あなたにとって、7番アイアンの飛距離は何ヤードでしょうか? 経験を積み、もっとレベルアップしたい!と考えているほとんどの皆さんは、自分自身の番手別飛距離を明確に答えられるはずです。

プレーヤーがイメージする番手毎の飛距離には個人差がありますが、アイアン開発において見逃すことのできない飛距離イメージに繋がる大きなポイントがあります。それが使用アイアンの遍歴による“世代間ギャップ“です。

現在、米男子の下部ツアーであるコンフェリーツアーで活躍している10代後半~20代前半のプレーヤーは、ゴルフを始めたときからすでに“飛び系”と呼ばれるロフトの立ったアイアンでそのスキルを磨いてきました。よって、育ってきたアイアンの番手に対する飛距離がこれまでの世代とは異なります。例えば30代を中心とするプレーヤーが7番アイアンの距離を160ヤードとして自らのゴルフを作ってきたのに対し、20代前半より若いプレーヤーたちは7番アイアンの飛距離を180ヤードとしてゴルフを覚えてきたのです。ここに大きな飛距離イメージの“ギャップ“が存在しています。

米男子ツアーでアイアン使用率No.1を続けるブランドとして、すべてのプレーヤーの声と向き合い、ベストパフォーマンスを引き出す製品づくりをおこなうタイトリストだからこそ、世代による飛距離ギャップは無視できません。次世代を担う若手プレーヤーのニーズが高まった今、タイトリストの開発チームは新しいアイアン開発のタイミングが来たと判断し、T100・Sを製品化にしました。それが、いわゆる現代から比べるとストロングロフトといわれる、フォージド ツアーアイアン『T100・S』が開発された背景なのです。

また、このような世代間による飛距離ギャップは、今に生じたことではありません。2008年から登場したAP2アイアンは、当時はストロングロフトのディスタンスアイアンと言われていました。しかし、12年たった今となってはスタンダードのツアーアイアンとなっています。AP2アイアンもまた、当時の世代間ギャップを埋めるために開発されたアイアンだったのです。もちろん、それ以前のプレーヤーにとってもアイアンの飛距離は異なるでしょう。そのため、タイトリストはMB/CB/T100/T100・S/T200/T300/T400と7種類ものモデルをラインアップ。プレーヤー一人ひとりに応じた飛距離を叶えるアイアンを提供しています。あなたの飛距離を出せるクラブはどのモデルでしょうか。

モデルの違いは、飛距離の差だけではありません。例えばT100・SとT200は、ほぼ同じロフト角設定で同等の飛距離性能。しかし操作性を求めるプレーヤーはT100・S、許容性を求めるプレーヤーはT200、とそれぞれのニーズに対応しているのです。

ロフト設定だけでなく全ての要素がT100・Sの専用設計。
まったく新しいフォージドディスタンスモデルが誕生!

T100というモデル名を踏襲しているからか、『T100・S』はT100のロフト角を2°立たせただけのモデルと捉えられてしまいがちですが、実際はそうではありません。タイトリスト Tシリーズアイアンの共通コンセプトである3Dフォーカスエレメンツは、アイアンのすべての番手において、①正確な飛距離(キャリー)性能 ②精密な縦・横の安定飛距離性能 ③グリーンにピタッと止まる高さと落下角 を満たすことを目指して生み出されたものです。

単純にロフトを立てれば、打ち出し角度だけでなく、初速、バックスピン、打点に対するヘッドのブレ(許容性)など全ての要素が変わってしまいます。このため、ストロングロフトを採用した『T100・S』はT100のモデファイ(改修)ではなく、その全てを新設計して誕生した“フォージド ディスタンス アイアン”と呼ぶべき、全く新しいカテゴリーのモデルなのです。

もちろん、若い世代のプレーヤーだけでなく、アイアンでもっと飛距離を伸ばしたい!かつての飛距離を取り戻したい!と願うゴルファーにとっても『T100・S』は魅力的なパフォーマンスを発揮するでしょう。タイトリスト フォージドアイアンが持つ抜群のフィールと卓越した操作性に新しい飛距離性能を加えた『T100・S』で、スコアアップを目指してみてはいかがでしょうか。

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